ネットショップで売ってはいますが
ネットでガス補充の商品って安く売ってるよね〜
よし、いっちょやってみますか!
かえるさんはネットで安くガスチャージホースやガスを購入しました。さっそく自分でやってみることに。
ガスチャージしてみたけど、
なんか冷えないな…
ちゃんとできてるのかわからないし…
お店で見てもらおうかな…
どうしましたか?
自分でガスチャージしてみたんですけど、
なんか調子が悪いんです…
ご自分でガス補充されたんですね
じゃあちょっとみてみましょうか
以前のコラム「間違ったエアコン修理依頼、やめませんか?」にあるように、ここからは専門業者さんで見てもらうか量販店さんで見てもらうかでも結果が変わってきてしまうことがあります。
そもそも「安くすませたいから自分でエアコンガス補充する」ことについて、『電装屋さん』はどう考えているのでしょうか?
やめたほうがいい、その理由
おすすめできない理由はいくつもあります。
- どのくらいガスが入ったかわからず過充填してしまう
- ネットで売っているお手頃価格の機械ではガスの量が確認できない
- 自動車のメーカーによっては補充禁止の場合がある
- 不調の原因がわからないままかえって症状が悪化する場合がある
「不調の原因がわからないままかえって症状が悪化する場合がある」
これは原因がわからないままあれもこれもと作業をするうちに他に原因があることがわかることがあります。
症状が悪化して、かえって修理代がかさんでしまうケースもあります。結果的には専門的な知識を持ったプロにお願いする方がいいでしょう。
一般的な料金で考えても、「ネットで機械を買ってガスを買って自分で補充する」よりも安くすむのではないでしょうか。
定期的に点検しましょう
ガス補充は本来
年に何度もやるものではありません
点検を含めて「わかる人」に
定期的に見てもらうのをおすすめします
「ガスが足りないだけだから」とご自身が思っても、実際はホースの中の汚れや詰まりが原因になっている場合があります。
他にもせっかく補充してもガス自体漏れてしまっている場合もあります。本当に『ガス不足』だけが問題なのかをご自身で判断することが難しい場合、やはり定期的に点検してもらうのがいちばんかなと思います。
なお、旧車のオーナーさんは年に1回か2回、必ずエンジンかけてエアコン稼働しましょう。それだけでも避けられる「動かない問題」は減らせますよ!
自動車も生きてると思って起こしてあげてくださいね。